2歳の息子へのABA療育とこのブログをはじめた理由

2歳の長男のことばの遅れに悩み、自宅で試したことなどを記録するためにブログをつくりました。

息子は診断はされていないものの、ことばの発達がゆっくりなために市の健診で経過観察となっていて、療育園に通うことも決まっています。

この記事では、ブログの目的と、自閉スペクトラム症(ASD)に効果があるとされる『ABA療育』について書きます。

新しくブログを立ち上げた理由

わたしは長男が生まれた年から、このブログとは別に、雑記ブログを運営しています。

そちらは、もともと住まいと暮らしをテーマに書いていたのですが、長男のことば遅れに悩みはじめてから、それに関する記事が増えてきて、本来のテーマを見失いつつあったので、ブログを分けることにしました。

このブログは、子どもの『ことば・発達遅れ』に特化させ、わたしが現在、家庭で実践しているABA療育の記録を残していくつもりです。

ブログで発信することで、気が引き締まる(療育をがんばろうと思える)し、あとから見返して評価もしやすく、似たような境遇の方にすこしは参考になるかもしれない、と思い立ち上げました。

また、これを機にABA含む療育をもっと勉強したい。

いまは活用してないけど、教員免許保有者なので、いずれどこかで役立つかもしれないし、インプットしたことをアウトプットしてしっかり頭に落とし込んでいきたい、というのも目的のひとつです。

元教員のくせに誤字脱字などがあるかもしれませんが、こちらのブログは完全に日記レベルの運用なのでご愛嬌ということで。。m(__)m

息子のことば・発達遅れ

息子は1歳半健診で、ことばの遅れと応答の指さしができないことから経過観察になりました。

目は合う、よく笑う、でもまねしてくれないし、ことばがない、といった様子で、わたしは1歳3ヶ月頃に違和感を覚えて、市の保健師さんに相談に行っていました。

保健師さんはやさしくて、包み込むように話を聞き励ましてくれたので、そのときは心配しすぎるのはやめよう、と思ったのですが、

どうしても「自閉スペクトラム症」「発達障害」のワードが頭から離れることはありませんでした。

人に相談すれば、

「男の子はことばが遅い子多いよ」「ことばを溜め込んでいる時期で、一気に話すときがくるよ」

と、励ましてもらえますが、ほかの子よりコミュニケーションが取りづらいことも肌で感じていたのです。

待てど暮らせど喃語ばかり喋っていて、ことばが出る気配もなく、指さしもできず、

よくよく考えたら、よく目が合う、と思っていたのは、楽しくあそんでいるときだけで、こちらの呼びかけには応じないこともあったので、不安は募る一方でした。

また、わたしが指さした方向を見れず、手ばかりに視線を置くこと、

要求はクレーン現象で親の手を使ってなんでも済ませようとすることも、ますます自閉の特徴に当てはまり、途方に暮れました。

ABA療育を知る

あるとき、いつものように、息子がわたしの手ばかりに集中すること(まるで手が人とは切り離されたモノのようで、人が意識して動かせる、という認識がないこと)に嫌気がさして、

なんで目を見て要求できないの!

なんで「あっち見て」(指さす方向を見て)これだの簡単な指示もわからないん?

と、泣きながら怒鳴ってしまったことがあります。

そのあとはひどく自己嫌悪に陥りました。

その頃のわたしは、寝かしつけたあと毎晩ネットにかじりつき、自閉症の特徴やチェックリスト、ことばを促す方法について血眼で調べていました。

そこで出会ったのがABA療育です。

ABA療育とは?

ABA療育とは、現在、自閉スペクトラム症など発達障害の療育として、最も有効性が認められている原理です。

それまで発達障害は病気じゃないから、治すものではなく受け入れて一生付き合っていくものだ、という考えが一般的でした。いまでも日本ではこの傾向が強いです。

わたしは教員免許をもっていて現場でも働いていた1人なのですが、ABA療育というのははじめて見聞きした方法で、それまでやはり、障害児にはその子の特性に合わせて環境を整えていくべきだ、と思っていました。

もちろん、ABAにおいても、その考えは前提としてあるのですが、

さらに一歩見据えて、社会性を育むためのことばの習得を目指し、自閉症の症状は改善できるという事実を世の中に証明した点がこれまでのどのようなアプローチより画期的だったのではないでしょうか。

ABAに関する著書のなかには、「治療」という言葉が用いられていることにも衝撃を受けました。

障害は治るものではない、とこれまで学んできたので、早期療育することで知的指数や社会性がぐんと上がり、通常の学級に進学できた例も多くあるという事実にとても驚いたのです。

「治療」や「改善」というと、人によっては嫌悪感を抱くかもしれません。治そうとするのは、まるで障害の特性を悪く捉えているみたいで、障害は受け入れるべき、という考えに反しているとも捉えられそうだから。

でも、わたしは息子に自閉傾向があるとわかったとき、この子はコミュニケーションが苦手なのだ、と受け入れた上で、ことばを促したい、コミュニケーションスキルを向上させたい、とも思いました。

だから、ABA療育の、早期発見・早期療育、コンプライアンスを築きことばを教えるという方法を知ったときは、目からウロコで希望がみえた気がしたのです。

さっそく家庭でも取り入れることにしました。

現在までの効果と成長

これまでの成長については、以下の記事にまとめています。

本格的に集中トレーニングをしたわけではありませんが、ABAの原理を日常に取り入れることで、息子とアイコンタクトがばっちり取れるようになり、ことばも2歳半以降で劇的に増えました。

もちろんABAだけの成果とは言えませんが、ABAを知らなかったら、息子はもっと発達が滞っていたと思います。

接し方ひとつでコミュニケーションスキルが磨かれることを実感しました。

いまでは、指さした方向を向くし、応答・要求・共感の指さしも身につき、まねすることも上手になりました。

簡単な2.3語文も喋るようになっています。

とはいえ、まだまだ会話はできないし、最近は癇癪にも悩まされているので、このブログをつくったことを機に、もっと真剣に療育に取り掛かろうと決意しました。

わたしと同じように、子どものことば・発達遅れで悩む方にもABA療育が広まること、

いずれアメリカやカナダのように、自閉スペクトラム症の子どもが公費で短期集中セラピーを受けられるようになる未来を願っています。

←アメリカでは将来的に働ける子どもを増やし納税させることが目的でもあるので、やみくもに税金をかけているわけではなく、合理的な仕組みです

 

こちらの参考書を読んで、家庭療育を行いました。

 

追記

3歳になって劇的に言葉が増え、ちょっとした会話もできるようになりました。

いまでもイヤイヤや癇癪には頭をかかえることもありますが、コミュニケーションは格段に取りやすくなったのを感じています。

早くからABA療育に出会えて本当によかったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です